鳥取遠征 本流ヤマメ狙い 念願の一匹

みっち’

2017年05月09日 21:04

2017.4.30



シーズン初回は鳥取へ本流ヤマメを狙いに行きました。
ワカサギ釣りを最近までやってましたので出遅れましたが、私の渓流シーズンの始まりです。

トップ画像の通りですが、ついにやりました!苦節5年で鳥取の本流尺ヤマメ!!


お馴染みのhiroさんと二人。
毎度のことながらポイントをはじめ全面的にサポートしてもらってます。

昼からライズがあれば良かったのですが、季節の進みが思った以上に早いのか?
結局イブニングしかライズを発見できませんでした。



長期戦を快適に過ごしたいので、ちょっとピクニック要素を追加。
サーモスのソフトクーラーがなかなかgoodでした。


水生昆虫の流下は少々見られるものの、ライズはありません。
沈黙状態なので、流れを眺めてのんびり過ごすのみ。

ちょっとだけ散歩程度の釣り上がりをしては戻ってきます。

私「どうでした?」

hiroさん「まったくなにも・・・」 ずっとこんな感じです。





時間はたっぷりあるので、今回は遊び道具を持ってきました。

燃料は落ちてる木の枝などでOKの 「solo stove」 です。
ちょっと手間をかけて湯沸かし中。




真面目にライズを探す人。火の安定に没頭する人。


ヤマメの存在すら疑ってしまうような状況ですが、イブニングに期待するしか無さそうです。


hiroさんは日中のポイントに残り、私は少し上流へ移動しました。

風が止んで、太陽が山に隠れました。
虫の数も増えてきました。ちょっと期待♪

18:00を過ぎたころに本日一回目のライズ発見。釣り始めから8時間が経過していました。

私の射程圏内でしたが、フライには反応せず。再び沈黙してしまいました。


続いて対岸の緩流帯にもライズ発見。ちょっと小ぶりかな?
ベストを岸に置きに行って、ウェーディングしてなんとかポイントには入りましたが、即ドラッグ・・・
これじゃ釣れない。私には無理な魚でした。

19:00前にさらに上流でライズがありました。
しかも結構な飛沫が見えました。グッドサイズのようです。

嬉しいことに射程圏内です。
手前の流れを気にしながら慎重にフライを流します。
「出た!」けど乗らないを二回繰り返して、ライズがいったん終了。「終わったの!?」

食い損ねなのか、寸止めで見切られたのか分からない・・・

再びライズが始まりました。流速のある場所なので、マイクロドラッグが食い損ねになってるのか・・・
水面を滑りにくい半沈みのフライパターンにチェンジ。

虫にはしっかりライズするが、私のフライは無視。見切られなのか、タイミングなのか。
ライズする位置も多少変わるので、流す位置とヤマメの位置がかみ合ってないのか?

かれこれ20回くらいはライズしたでしょうか、再び沈黙してしました。今度こそ終わったかも(汗)
滅多にないチャンスをモノに出来ず焦ります。

フライが見えないので、使ってなかったパターンのカディスにチェンジ。
と、いつの間にかラインが流れにまかれて足元の石に巻いちゃった。
闇が迫るというのに、足元で根がかりとかなんてこった(汗)

仕方ないのでリーダー・ティペットを切る覚悟で引っ張る。

ブチっと切れたので、修復します。
といっても今日はライトを忘れてきたので、全交換する余裕はありません。
ティペット5Xですが、先ほどの根がかりで少々ザラつきます。
修復中も数メートル先でライズの音が聞こえ出しました。急がねば・・・

リーダーからティペットまでの強度チェックを行います。ちょっと不安は残りますが、カディスのフライで釣り再開。
一投目、反応するけど乗らず。

二投目、バシャ!でた!!
ずっしりと重量感が手元に伝わり走リ出す。

ティペットの痛みが気になるので、無理は禁物です。
ネットまであと1メートルのところで、浮かせられず再び走られる(汗)

ラインを出されてリールファイトへ。今まで釣ったグッドサイズとはちょっと違うかも・・・
蜉蝣ロッドは弓なりに曲がり、パーフェクトリールからはジジジ・・・と逆回転の音が響きます。

下流のhiroさんの方向に走り、あわやラインブレイク!?の緊張が走りましたが、なんとか回避。

5分程度時間を要してしまいましたが、無事ランディング成功。
ネットのヤマメを確認し、尺は間違いないので「やりました!!」とガッツポーズ。




サイズは34.5cmでした。
砲弾のような体型で、まさに理想的な本流尺上ヤマメです。

走られたら簡単に止められないハズです。




撮影は手短にしましたが、ランディングに時間をかけたこともあり、弱らせてしまいました。
写真を確認して後から気づきましたが、目の具合が良くないですからね。

流れのある場所で酸素が口に入るように保持し、様子を見てると元気に泳ぎだしました。
無事元の流れに帰っていったのを見届けて一安心です。


私が初めてこの川へ訪れたのが2012年でした。
途中行けなかった年もありましたが、今年が5シーズン目になります。

「鳥取の本流で尺ヤマメ」目標にしていましたが、ついにその日がやってきました。

hiroさん、蜉蝣ロッドの石田さん、ライズハンターHさんのバックアップもあり、念願の一匹を手にできました。




Kagerow Main River 7’8” #4 3pcs

画像は過去ブログ 2015.4 「本流ヤマメのライズが釣りたい」 より

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