登山口からしばらく進んで分岐に差し掛かりました。
今回は右側のカモシカ台のルートを選びました。
序盤は木々に覆われている場所が多かったですが、ところどころ強い日差しが・・・暑いっ!
S君の新しいザックをチラリ。
グラナイトギア ニンバストレース62です。色が渋いです。
本日の おきのこ様♪
尾根伝いの道です。左側の谷から気持ちのいい風が吹いてきました。
見晴らしの良い地点に到着したので休憩です。
左奥に見えている芝生っぽいところ(たぶん比良ロッジ跡地)を目指します。
ちなみに目の前の谷からのコースもあるようで・・・
そのコースとの合流を上から見るとこんな感じです。
鎖がありましたが、それにしても凄い角度です(汗)
北比良峠に到着しました。
ここはロープウェイの山頂駅のあった場所のようです。
琵琶湖を一望!!ですが残念ながら曇天で霞み気味でした。
眺めも良いことだし、ここででお昼ごはん♪
チキンラーメンに薄切りの餅をトッピング(餅はS君提供です)。
スープが少なくて濃いチキラーでしたが、お山で食べるとなんでもウマイ♪
薄切り餅は簡単に柔らかくなるので、使えそうな食材だなと思いました。
少し歩いて比良ロッジ跡地からの眺めです。
なんとも不思議な形をした岩です。
目的地の八雲ヶ原まであと少し。
このあたりはスノーボードを持って歩いたり、滑って移動したりしてゲレンデに向ったルートなのでよく覚えています。
八雲ヶ原(旧八雲ゲレンデ)に到着しました。
当時リフト乗り場があった付近に池があります。んー?あんな場所に池なんてあったかな?
調べて分かったのですが、スキー場の建設時(今から50年近く前)に元々あった湿地帯を埋め立てたそうなのですが・・・
もとの状態に近づけるために復元された池だそうです。
池の周囲はススキに囲まれて素晴らしいロケーションでした。
新しいザックです。グラナイトギア ニンバストレース62。S君と同じですが色違いです。
二人ともザックを探していて結果的に同じのに行き着いてしまいました(笑)
今回はリッド(雨蓋)を外 した状態で使っています。
テントの設営は池から少し離れた場所にしました。
すぐ後ろには八雲ヶ原が広がっています。
つめた~い沢水を充填完了。煮沸は必要ですがこれで一安心。
この土地に詳しい方にいろいろとお聞きすることができて助かりました。
ここから二人は別行動です。
S君は比良山系の最高峰は1214mの武奈ヶ岳へ。
ゆるい系登山の私はこの周辺で写真を撮りながらブラブラします。
15:00過ぎですが、日帰りの皆さんはほとんど下山された後のようで、あたりは静まりかえっています。
再び池の辺りを散策しながら写真を撮ります。
人工的に作った池には見えませんが、長い年月をかけて自然に馴染んで行って欲しいものです。
こちらは隣にある八雲ヶ原池です。
更に奥に進むと八雲ヶ原湿原の木道にさしかかりました。
サギソウが一輪だけ咲いていました。
テント場に戻ってきました。
日差しが少し和らいで過ごしやすい時間になりました。
暗くなる前に夕食の準備を♪
ワインを注いでもらいました。
私の方はザックの重量に余裕が無く、お酒を持参しておらず。かなり嬉しかったです♪
今回食べ物の方は・・・
山ごはん界?では有名なサイト
「山めし礼賛」 さん のブログと、
書籍 「げんさんの山めしおつまみ」 を全面的に参考にさせてもらいました。
平地のキャンプでも怪しい料理を作る私としては、ノウハウのある方の真似させてもらうのが一番という結論です。
一品目は「ピーマンのコンビーフ詰め」です。
ピーマンが大きいので熱が通りにくく、コッヘルで蓋をしてようやく完成しました。
ちょっと焦がしましたが美味しかったです♪
こちらは 「山のカマンベールチーズフォンデュ」 です。
初めて見つけたとき、これは絶対やってみたい!と思ったんですよねぇ。
それにしてもこんなアイデアが沸いてくる方には尊敬します。
こちらもしっかり温めるためにコッヘルを被せました。
パンとソーセージにチーズをたっぷり絡めていただきました♪
ワインおかわりください。ありがとー(笑)
S君の方は新しいアイテム、トランギアのメスティンで炊飯デビューです。
サクッと牛丼を完成させていました!
ご飯もバッチリ炊けてましたし美味しかったです。
すっかり日が暮れましたが、寝るには早すぎるので、道具の話やらでしばらく盛り上がりました。
1000m足らず土地ですが、夜になると風も吹いて涼しくなりました。
甘くて温かいキャラメルマキアートが美味しかったです。
9時ごろには就寝・・・ですが、風が強くなってなかなか寝付けませんでした。
少し台風が近づいているようで、翌朝には早々に撤収の予定です。
夜明けの頃に起床しましたが雨です。
しばらくボーっと過ごして・・・
朝食はアルファ米のおこわで簡単に済ませて、撤収の準備にかかります。
7時半に出発し、途中雨が降ったりやんだりする中を下山し、10時前には登山口に到着。
すぐそばの温泉「比良とぴあ」に立ち寄って帰りました。
スキー場が無くなってから9年ぶりに訪れたのですが、懐かしくてあの頃(若かった頃)を思い出しました。
現在は人工的な設備はほとんど撤去され、自然に戻っていくように配慮がなされているようでした。
いままでスキー客の視点でしか見ていなかった山ですが、スキー場の建設にあたっての自然に与える影響など、いろいろと調べたりと勉強になりました。
テント泊の登山は今回で二回目になりますが、高低差も大きくなかったので無理なく登れました。
比良山系や八雲ヶ原はまた違う時期にも訪れてみたいと思います。
実は中盤ぐらいまでレンズフードを取り付け忘れていまして、残念ながら失敗写真を連発しておりました(汗)
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