【一日目】
源流部とはいえ、結構な増水です(汗)
hiroさんは開始直後から順調にイワナをヒットさせていきます。
私にも可愛いイワナがヒット!
遠征サイズも出てくれたので一安心です。
その後は7寸前後が遊んでくれるものの、大物の気配なし・・・
頭上の枝にフライが引っかかったので、ラインを回収してロッドをピシピシと揺らしていると・・・
「パチッ」と音が・・・嫌な予感。
ティップが折れてらぁ(泣) ※写真は自宅にて撮影。
フライ人生で初めてのロッド破損・・・ショックでした。
そんなわけで、6'9'' #3のロッドが6'3" #5 になったような感じですが、釣りを続けます。
ロッドの先端にガイドが無いので、一振りでポイントに入れないとラインが巻きついて辛いです(汗)
落差の大きな区間で振り返ってみた感じです。
「ポイント少なぁ~」とかブツブツ言いながら、ひたすら登るのみ。
プールでグッドサイズをヒットさせて、前方へ走るhiroさん。
難なくランディング成功でした。
ブッシュの先の良さそうなポイントですが、一投しか入れられないような感じでした。
私の方は短くて固いロッドに慣れる事も無く、ストレスを感じながらもなんとか釣り続けました。
最終ポイント(魚止め?)に到着しました。
まずはhiroさんが手前から丁寧に流してヒット!
続いて私もたたいて行きます。
流芯あたりも程よい流速に沈み石が入っているので、今にも反応ありそうですが沈黙・・・
最後に小さな巻き返しにフライを浮かべて、やっぱり出ないか。
諦めてピックアップしようと、目を逸らしかけたその時、ん!?フライが吸い込まれるように見えた。
でた!!ゴンゴンと強い引きが伝わってきました。
なかなかの大物みたいで、しばらく浮いてきません。
魚体が見えて、二人揃って「太っ!!」と声があがりました。
理想的な展開に顔は緩みっぱなしだと思いますが、そこからは恐怖の体験へ・・・
ガイドにラインが絡んでリトリーブ出来ない(汗)
こ、これはラインの長い延べ竿状態では・・・
ロッドが折れたのでティップ無しで釣ってましたので、ガイドより先の部分にラインが巻きついていました。
ちょっと高い場所に登りますが、魚が近づいてきてテンションがキープできない状況へ・・・
どうする?(汗)
ラインを手繰るしかないか~。ティペットは結構痛んだはずの6Xでは、さすがに無理っぽいし。
そばにいたhiroさん「掬いましょか!?」
私「頼みます!!」
無事ランディング成功です!
hiroさんの協力あっての一匹。これは足を向けて寝られないレベルの感謝です。
見事なプロポーションのイワナでした。
メジャーをあてると33cmでした。
何枚か写真を撮影しました。
顔や体高ならヨンマルありそうな雰囲気です。
しばらく撮影しましたが、元気にもとの流れに帰っていきました。
これはひどい(笑)
よくこんな状態で釣ったもんだ。
でも忘れられないドラマがありました。
【二日目】
二日目は雰囲気を変えて、少し開けた明るい渓流へ。
Kagerow Main River 7’8” #4 3pcs
久しぶりの蜉蝣ロッドです。鳥取の遠征以来の登場になりました。
この水の色、このイワナの白さ。イメージ通りの一匹です。
サイズではありません。
梅雨も明けてすっかり夏の日差しです。
反応の悪い時間は写真を撮ったり、hiroさんの釣りを眺めたり。
またまた白いイワナ。
かわいいけど、納得の一匹です。
こんな感じのポイントからでました。
まだ少し水が多いので、食い損ねるような場面も見られました。
フライチェンジ中かな?
中規模プールに絡むこのポイント。泡が気になりますね。
フライを左手前に着水させて、時計回りにグルグルと流して、泡の中で5秒ほど待って・・・
モコッ!っと出ました。いかにもイワナ釣りらしい展開で面白い♪
少々強引に引きづり出して、プールでやり取りします。
なかなかの引きを楽しませてくれた8寸ほどの一匹です。
底石の色が明るいと、その色にあった体色になるんですね。
この渓流ではサイズこそ小さいものの、思い描いた通りのイワナが遊んでくれました。
明るい渓相もあって、癒しのある良い釣りになりました。
二日間の日程で台風明けの渓流を転々としましたが、運よく大物も一匹釣れてくれて大満足でした。
折れたパックロッドは主力なので、早く修理に出さねば。
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