初日と二日目はKさんとご一緒させてもらいました。
緩い流れを見つけてフライを流しますが・・・反応なし。
予想通り厳しい釣りがはじまりました。
こんな具合に増水してますので、渡るのに苦労したり高巻きしたりと、効率もあがりません(汗)
雲行きも怪しく、下流方向の空はこんな雰囲気です。
なんとか一匹目ヒット!20cmほどのかわいいイワナです。
対岸側のポイントから出ました。
活性の高い時間帯なのか、同じようなサイズを数匹釣りました。
分流でKさんと別れて、連絡ミスがあって逸れることに(汗)
そろそろ16時なので、撤収のタイムリミットになりました。
上流の空を見上げると真っ黒い雲。更に増水すると危険なので撤収します。
ここからが悲劇の始まりでした。
川を下りますが、土砂降りになってウェーダー内までボトボト状態です。
水位は上がって濁りが出てきました。
元の地点にたどり着いたので一安心の筈が・・・
登山道を歩くうちに道から外れてしまいました。どうやっても道に戻れない(汗)
薮こぎを続けてバラにも阻まれ最悪。夕暮れまでに帰れるかな。
確実に脱出するには川に出てひたすら下るしかありません。
川に戻ると先ほどよりも更に水位が上がって、音が明らかに変わっていました。
川沿いを歩きますが、濁りで深さが分からない為に危険な場所も多く、そのたびに高巻きと薮こぎをすることに。
何度も大岩に阻まれて行ったりきたりしながら・・・
約2時間の試練の時間は終わり、見覚えのある場所にたどり着きました。
携帯の電波が入るようになったので連絡すると、Kさんも無事で戻る途中とのことで一安心です。
こちらも無事であることを伝えて、しばらく歩いて車に戻ることができました。
増水と道迷いでパニックに近い状況になってしまいました。
自分で落ち着くように言い聞かせましたが、それでも20回以上は転んだでしょうか。
運良く怪我もなく帰ることができて良かったです。
ココロ、カラダ、本当にみなぎったよ!
Kさんには心配をかけてしまって申し訳なかったです。
何度か経験のある渓流で、不安はなかったのですが、結果としては危険を冒してしまいました。
反省点はいろいろとあるのですが、自然の恐ろしさを痛感した一日でした。
遠征二日目に続く
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