到着し車から入渓点までは長時間の歩きで、高低差もかなりあります。
普段の運動不足もあり、きつい登り道ではすぐに汗ダク状態です。
川に到着すると思ったより水量が多い。。。
落差があるうえに岩も大きいので登って行ける場所にかなり制限があります。
いきなり難所に差し掛かりましたがなんとか突破。登れたけど明らかに降りれないのでそのまま行くしかありません。
GPSを持っているので最悪の場合は登山道に脱出の計画です。
釣りを開始しますが反応がまったくありません。
増水の影響と朝のうちで水温が低いからこんなものかな?とか言いながら釣り上がります。
しばらくしてまた難所に差し掛かりました。hiroさんに先に登ってもらいました。
遠目に見てましたが、軟弱フライマンの私には無理っぽいです。試みましたがやっぱり無理(汗)
別ルートとしては完全に頭から川の水をかぶりながら登るか、落ちると危険だが滑りそうな大岩に抱きついて腕力であがるかの二択です。
やっぱりずぶ濡れは避けたいので後者を選択。
ファイト一発マイセルフ状態だなこれは(笑)
ズルズルと落ちそうになりましたが何とか突破。ふぅ。。。
今回はパックロッドなので、そんな状況の度にロッドを片付けます。
しばらくすると落差が落ち着き比較的平坦な区間に入りました。
いい感じの時間帯なのに二人とも一度の反応もありません。
緩やかな流れもあるんだけどな・・・増水気味とはいえ厳しすぎます。
魚がいないの?それとも先行者?
イロイロと考えますがさっぱりわかりません。
こうなったら写真でも撮りながらブラブラと行くしかないか♪
ちなみにここまでシャツの肘から先は一度も乾いていません(笑)
涼しげな滝が流れ込んでいました。
しばらく釣りあがり、巻けそうにない滝に差し掛かりました。
登山道に脱出するしかないようです。落差50mくらいのようなので藪こぎすれば大丈夫そう。
なんとか這い上がってお昼ごはん。
山専ボトルに氷水を持ってきたので、冷たいポカリを作って後半に備えます。
更に上流部に入りますが、一度も反応がありません。
集中力が持続できない状況でしたが、私達なりに頑張って釣ったと思います。
残念ながらこの谷で、二人とも反応ゼロ。魚影も見れないまま14:30に終了。
ここから車まで二時間以上の山歩きです。精神的にも体力的にも最悪の状態。
爆釣してイブニング無しで余裕の撤収を想像してましたが、
現実はすでに居残り確定です(汗)
なんとかイブニングで挽回したいので黙々と歩きます。
車に戻って釣れない理由が判明。
どうも同じ区間で沢登を楽しまれていたグループがおられたようです。
ガックリきましたが、コレばっかりは仕方ありません。
17:00頃にイブニングポイントへ移動。
この時点でまだ二人ともボウズです。
「投げたら釣れるよ」とhiroさん。
数回キャストしなんとか小さい岩魚がヒット。
小さいのにこんなに喜べたのは3月の解禁後以来です。
小さいですが何匹か釣れました。
ミドリカワゲラも沢山出てるので状況は良いようです。
遠征ボウズを回避するには25cm以上を釣らなくてはなりません。
どーん。28cmヒット!!
これで今日の昼の苦労はかなり吹き飛びました。
もう一枚。アメマスのような模様です。
大場所のプールにさしかかり、一匹交代でキャストします。
私は28cmをもう一匹追加♪完全にスイッチが入った状況です。
hiroさんはチビを数匹釣ってから・・・
なんと!33cmの尺上イワナヒット!!おめでとうございます!
後は私にも尺が釣れたら良いな~と贅沢を考えます。
夕闇のなか、大場所だけに絞ってたたき上がります。
気になるプールの一番と思われるポイントにキャストし、
一投目から結構良いサイズがヒット!暗いので足元にに注意してランティング成功。
計測し31cmありました。
今シーズン二回目のダブル尺達成!
最終的には10匹くらいの釣果で尺も出たので、逆転勝利出来たと思います。
昼の苦労があったので、嬉しさは倍増です。
恐ろしいのは翌日の仕事だけです(笑)
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